私限定の甘さ

愛 side

「──ってなことで付き合うようになったわけだから」

少し顔を赤くし恥ずかしそうに光くんの手を握りながら話し終えた怜。

…うそ?

あの怜が顔を赤くして…。

手を握ってる…。

なんか…なんか…。

「かーわーいーい」

私は むぎゅっと怜に抱きついた。

「ちょっ!?愛!?」

怜は相当びっくりしているみたい。

だって、怜の照れてる姿なんて超レアだもん。

めっちゃ可愛いし。
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