私限定の甘さ
プール 愛side
「…少し早すぎたかな」
腕時計を見てため息をついた。
今は、9時30分。
今日は、高木とプールに行くから楽しみすぎて
早く来てしまった。
待ち合わせ時間は10時。
…あと、30分か。
プール…楽しみだな。
今日の服、変じゃないよね?
私は待ち合わせ場所の近くにあるお店のガラス
で自分の姿を見てそう思った。
今日の服装は、薄ピンクのミニのノースリーブのワンピースに足元にはピンクのサンダル。
少し…気合い入れすぎたかな?
「愛ちゃん!遅くなってごめん!」
「高木!」
後ろから高木の声が聞こえて、振り向いた。
わっ…私服…かっこいい。
何回私服を見ても慣れないな。
私、ドキドキしすぎ!
バレちゃうよ!