私限定の甘さ
「愛ちゃん…その服…」
私の服をみて驚いた顔をして下を向いた高木。
…やっぱり変なのかな…。
「あ…やっぱり変だよね」
恥ずかしくて涙がでそう。
やっぱり気合い入れすぎたみたい。
「ち、違う!!」
「え?」
顔を真っ赤にしながらも私を見つめる高木。
私も、きょとんっとした顔で高木を見つめる。
「愛ちゃんが可愛すぎるから…
他の男が見るの嫌なくらい」
顔が赤くなっていくのが分かった。
私と同じことを考えていたんだ…。
しかも、可愛いって…。
今日、頑張ってよかった。