私限定の甘さ

私の親友 愛side

「ねぇねぇ!!愛ちゃん!今日こそ俺とデートしない?」

「ねぇ〜、愛ちゃんってさ何でそんなに冷たいの〜?でも、そういうところも可愛いよね〜」

「ねぇ、愛ちゃん〜聞いてる〜?」

しつこい…。

私はずっと無視してるのに、話しかけてくる神経がすごいと思う。

ずっと我慢してたけど、もう限界だ。

『しつこい!うざい!デートなんかしない!するわけがない!さっさと消えろ』

もう、どうしよう。
高木といると段々と口が悪くなっていく。

「しつこいのは、愛ちゃんが無視するからでしょ〜?」

やばい、本当にイライラしてきた。
殴ろうかな?

と私が物騒なことを考えていると、後ろから救いの声が聞こえてきた。

「高木。あんたうざいから、愛から離れて。」

バッサリと高木に言ったのは、私の親友の怜。

美人で言いたいことをバッサリと言える大好きな親友。
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