私限定の甘さ

クールって言われているみたいだけど、

思っていたより優しそうで少し安心した。


無事、組む相手も決まり、メニューの相談が始まった。


「高橋くん、何かメニューにしたいものある?」


「ん…喫茶店だから、デザートは絶対いるよな、あとは軽食っぽいのとか」


「うん、飲み物は、コーヒと数種類のジュースがあれば大丈夫だと思う」



色々と相談した結果、無事にメニューを決めることができた。


「高橋くんのおかげで他のグループより早く決めることができたよ!
ありがとう」


ニコッと高橋くんに笑顔を向けると、

高橋くんはフイっと顔をそらす。


「別に…西野が色々とメニューを考えたからだろ。」


ふふ。

照れてるのかな?

高橋くんって意外と話しやすいかも。
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