私限定の甘さ


「おーい、着替えれた?」


「わっ、う、うん!」


急に怜に声をかけられ、びっくりする。


「んじゃ、開けるよ?」


「ま、待って!!」


「もう!早くしてよ」


「そ、そんなこと言われても〜…
こ、心の準備が…」


「は?なんで心の準備なんか」


だ、だって、メイド服なんて恥ずかしすぎるもん!!

心の準備くらい欲しいよ!!

そんな私の願いも聞いてもらえなかった。

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