私限定の甘さ
誕生日 愛side
今日はいよいよ私の誕生日当日。
今、私は怜とショッピングモールに来ている。
「愛、この服とか似合うんじゃない?」
私の体に服を当てながらそう言う。
確かに、この服可愛い…。
俊が好きそうな服だし…。
一瞬、俊のことを考えてしまい、頭をふる。
ダメダメ。
今日は俊のこと考えるの禁止!
「こ、この服いいね!」
「でしょ!?
絶対に愛に似合うよ!」
「そうかな?
…じゃあ、思いきって買っちゃう!!」
そう言い、レジに並び、服を買った。