私限定の甘さ

「もうそろそろ他の店行こっか」


そう言い、席から立ち上がる怜。



「うん!」


私も怜につられ、立ち上がる。


怜のあとをついていきながら、心の中でボソッと呟く。


──ごめん、怜。

ありがとう。

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