私限定の甘さ

私がそんなことを考えていると、


俊が真剣な顔で話だした。



「愛ちゃん…誕生日なのに何もしてあげられなくてごめん…」


申し訳なさそうな顔でそう言う俊。



「そんな…全然いいのに!!
私、俊に会えたことが1番嬉しいんだもん!!」


ニコッと笑いながらそう言うと、


俊も安心したかのような顔になった。

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