私限定の甘さ

私も俊の背中に手をまわした。


俊と抱き合うような体制になる。


私は、ぎゅっと力を込めて抱きしめる。


この暖かさが私に、夢じゃないってことを教えてくれる。


本当に最高の誕生日だ…。


とニヤニヤしていると、ふと不思議に思った。


そういえば…。


「ねぇ、俊」


私は顔を上げ俊の顔を見る。


「ん?」


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