私限定の甘さ
「あ、愛ちゃん…
それ…本当…?」
「冗談で言っていると思う?」
きっと私の顔は真っ赤なんだろう。
だって、こんなにも顔があついから。
「〜ッ!!
やった〜!!」
高木は、本当に嬉しそうに大声で叫んだ。
そこまで嬉しそうにされると、
こっちまで照れるんですけど…。
「じゃ、それだけ言いに来ただけだから!!」
と、言って私は逃げた。
…びっくりした…。
高木があんなに喜ぶなんて。
…ちょっとだけ
ちょっとだけだけど、デート…楽しみかも…。