私限定の甘さ
高木は、ほぼ毎日私のストーカーをしている。
もし、いつも家まで付いてきているなら家も知っているはず。
まぁ、さすがに家までは付いてこない…よね?
「あの…高木?」
「ん?どしたの愛ちゃん?」
「もしかしてだけど…毎日家までついて来てるの?」
私が言った瞬間、高木が一瞬固まったのを私は見逃さなかった。
「たーかーきー?あんた…いい加減にしなさいよ…?」
相当私の顔が怖いのかな?
少し顔が引きつっている高木。
「な、なんのことかな?」
…演技下手…。