私限定の甘さ

お前なんか好きじゃない、きもい

西野が言われたら傷つく言葉を選んで言った。

西野はすごく傷ついて…

苦しそうな顔をしていて…


こんなはずじゃなかったのに、

傷つけたくなかったのに…


西野は、俺のことを嫌いになったんだろう。

今、西野の目は今までに見たことがないほど憎しみに溢れている…


あぁ、俺は、もう嫌われたんだな…

西野が教室を出て行ったあと、俺は1人で泣いていた。
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