明日になればきっと


奏斗先輩に会いたいよ〜。
早くお昼にならないかな〜
「仁奈ってば!」
「え!?」
振り返るとぷぅとほっぺを膨らめてる遥華。
「もう!ずっとよんでたんだから」
「ごめん!(><)」
奏斗先輩の事考えてたら全然聞こえてなかったよ💧
「なにー?」
「明日から2年生修学旅行だってよ〜?」
え!?!?
もう修学旅行の時期なの!?
「そんなー!!やだー!!」
奏斗先輩に3日以上も会えないなんて無理だよー!(泣)
「お土産でも買ってきて貰えば?」
!!
「ほ、ほしい!奏斗先輩からのお土産!・・・けどそんな図々しいこと言えないよ!」
それに、まず買ってきてくれるわけないよね?
「言ってみればいいじゃん??」
「ん〜。昼休みに言ってみようかな?」
図々しいのは分かってるけど。。
奏斗先輩からのお土産なんてこんなチャンス逃すわけにはいかない!!
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