追いかけるカゲ
中谷「お前の姉…『野々宮 舞花』今から
5年ほど前だったかな。
不慮の事故で亡くなったのは。」
中谷「そして、これまた偶然にも夜を支配…
いや守っていた…伝説の女『アゲハ』
この女も同時期に消えた。」
戒「…………っ…」
中谷の言いたいことは分かる
俺に言わせたいんだ…この事実をそして
俺が企だててる復讐の全てを。
中谷「俺の言いたいこと…お前ならもう
分かってんだろ。」
射抜かれる視線に唇を噛み俯く。
こんなの口にしなくても正解だと
言ってるようなものだという事も分かってる。