追いかけるカゲ


気持ちが胸にストンと落ちた所で
高鳴っていた心臓が…一気に冷めていき
冷静になった自分がそこにいた。



戒「前にも言ったが。今回の件に関して
  本業に任せて大人しくしてな。」




陽太郎「けど、流さんに関しては俺らの
    初代にあたる人。関係者の筈や」




戒「関係者だからと、何が言いたい。」





段々と自分の目が据わっていく。
言葉の後に続くセリフも容易に想像できる。




光「僕らも一緒に闘う。」




戒「…ふっ…ふふっはははっ…」




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