追いかけるカゲ
中谷の言葉の後、俺はただ静かに目を閉じた。
俺の反応を待つように固唾を飲んで、こちらを伺う。
戒「だから。なんだよ。」
5人/中谷「…っ⁉︎/……。」
長谷川はそれで良かったかもしれない。
でもそれは俺にとっては当てはまらない。
戒「長谷川の場合はそうだっただけ。
だから俺もにはならねぇよ。
これが最後だ…俺の邪魔するなら
容赦はしない。」
閉じていた目を開いて前に立つ6人を見据えた。