追いかけるカゲ
玲太「どうしても気持ちは変わらないか。」
戒「言った筈だ。そんな簡単に消えるようなら、
はなから復讐を企てない。」
静かに俺は殺気を出し、王寵の連中を見つめた。
戒「言葉はもう必要ない。俺を分からせたいなら
喧嘩で俺に勝てよ。」
王寵「……っ!!!」
戒「そっちから来ないなら俺がいく。」
1歩ずつ近づき距離を詰める。
同時に王寵は後ずさる。
もしも…もっと早くにお前らと出逢ってたら
この気持ちは揺らいでたかもしれない。
けど、今更遅いんだ。
俺の復讐はもう誰にも止められない。