追いかけるカゲ


学校に着くと目に入ったのは顔中傷や痣だらけのタカだ。
まぁそうだよなあの襲撃で下っ端に当たるタカが居ないはずがないんだから




戒「おはよ。タカどしたその顔」




俺自身の顔を指差しながら聞いた
その表情は悔しさといろんな感情が混ざったような複雑な顔をしていた。




タカ「ちょっとな昨日喧嘩したんだ。
でもこのザマだよ情けねぇよな。
全国1の暴走族にいるのに」




戒「俺は族の事情なんて知らないけどさ。
全国1の族だからは関係ないんじゃねえ?」




目を大きく見開き口を大きく開けるタカの顔は面白い。
でも驚きを隠せていないことはわかる。





戒「あくまで、一般人の俺の意見だけどさ。
全国1の族でも世界1の族でもさ怪我する時は
誰だってするだろう」





タカ「ふっ……あははは」





いきなり笑い出したタカ
頭のネジイカれたか?









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