追いかけるカゲ

奏太「こう模索してもキリがない。
その声の主を探してみよう。
手がかりはないのか?」





玲汰「声しか聞こえなかったからな。
あとはドアや壁越しにも伝わる殺気。
理事長と親しい人間。くらいだ。」





玲汰の言葉に声を詰まらせる。
ドアや壁越しにも伝わる殺気…つまり族の幹部以上の力量

すぐに見つかりそうだが…理事長と親しい人間という事は尻尾はなかなか掴ませてくれそうになさそうだ。




光「僕はハッキングを元に探してみるよ。
多分その人…族の幹部以上の力量だけど
きっとそれを隠してると思うね。
これは見つけるのに骨が折れるよ」




全員が息を飲んだ
しかし今回の事件や、全ての把握にはそいつが1番近いと結論が出た。


雲を掴むような案件
族のチカラ総動員だ…




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