癒し恋~優しく包まれて~
コーヒーを淹れたカップをテーブルに置いて、ソファに座る俊也さんの隣に私も腰を下ろした。
「はい、お土産」
「わあ、ポテトチップスチョコ! 美味しそう! ありがとうございます! 早速開けていいですか?」
「うん。俺も食べていい?」
「もちろん! 一緒に食べましょう」
俊也さんを前にすると私は落ち着きがなくなる気がする。素のままの自分でいられる感じだ。
悪くはないけれど、こんな自分でいいのだろうかと不安になる。
七歳も年上の俊也さんからしたら、子供っぽい自分はどう映るのだろうか。
「柊花、食べないの? 美味しいよ。ほら」
「食べま……えっ、あの、自分で食べれるので」
「いいから、ほら」
先に食べていた俊也さんはそれを私の口の前に持ってきて、口を開けろと言う。
何度も拒めず「あーん」と口を小さく開ける。
大人になって、こんな子供みたいなことをするなんて恥ずかしすぎる。
だけど、口に入れた途端、恥ずかしさを忘れた。
「美味しい!」
口の中にチョコと甘味とポテトチップスの塩味が絶妙なバランスで広がった。一度に二つの味を楽しめるのは贅沢だ。
「はい、お土産」
「わあ、ポテトチップスチョコ! 美味しそう! ありがとうございます! 早速開けていいですか?」
「うん。俺も食べていい?」
「もちろん! 一緒に食べましょう」
俊也さんを前にすると私は落ち着きがなくなる気がする。素のままの自分でいられる感じだ。
悪くはないけれど、こんな自分でいいのだろうかと不安になる。
七歳も年上の俊也さんからしたら、子供っぽい自分はどう映るのだろうか。
「柊花、食べないの? 美味しいよ。ほら」
「食べま……えっ、あの、自分で食べれるので」
「いいから、ほら」
先に食べていた俊也さんはそれを私の口の前に持ってきて、口を開けろと言う。
何度も拒めず「あーん」と口を小さく開ける。
大人になって、こんな子供みたいなことをするなんて恥ずかしすぎる。
だけど、口に入れた途端、恥ずかしさを忘れた。
「美味しい!」
口の中にチョコと甘味とポテトチップスの塩味が絶妙なバランスで広がった。一度に二つの味を楽しめるのは贅沢だ。