癒し恋~優しく包まれて~
落ち着かない日
翌日。
「ファイルの整理、終わりました。あと一覧表も出来ました」
入江さんに頼まれたファイルと一覧表を差し出した。パソコンを操作していた入江さんがマウスを動かす手を止めて、私を見る。
「ああ、ありがとう。あとで確認するね。一覧表のデータは俺に送っておいてくれる?」
「はい、分かりました」
今日は午後から発表会の打ち合わせが突然入って、入江さんに限らずみんな忙しそうに動いている。
私は何も指示されなかったので、ファイルの分類分けをしていた。
入江さんに一覧表を添付したメールを送信して、なにか手伝うことはないかと萌絵さんに声をかける。
「会議室のセッティングをお願いしてもいい?」
「はい」
手渡された鍵とレイアウト図を持って、フロアを出ようとすると「三上さん」と呼び止められた。
「岩田も一緒に行ってきて」
「分かりました。三上さん、先に行っていてくれる? すぐに行くから」
呼び止めたのは入江さんで岩田くんも一緒にセッティングをすることになった。
一人でも難なく出来るとは思うけど、一緒にやってくれる人がいたほうが心強い。
「ファイルの整理、終わりました。あと一覧表も出来ました」
入江さんに頼まれたファイルと一覧表を差し出した。パソコンを操作していた入江さんがマウスを動かす手を止めて、私を見る。
「ああ、ありがとう。あとで確認するね。一覧表のデータは俺に送っておいてくれる?」
「はい、分かりました」
今日は午後から発表会の打ち合わせが突然入って、入江さんに限らずみんな忙しそうに動いている。
私は何も指示されなかったので、ファイルの分類分けをしていた。
入江さんに一覧表を添付したメールを送信して、なにか手伝うことはないかと萌絵さんに声をかける。
「会議室のセッティングをお願いしてもいい?」
「はい」
手渡された鍵とレイアウト図を持って、フロアを出ようとすると「三上さん」と呼び止められた。
「岩田も一緒に行ってきて」
「分かりました。三上さん、先に行っていてくれる? すぐに行くから」
呼び止めたのは入江さんで岩田くんも一緒にセッティングをすることになった。
一人でも難なく出来るとは思うけど、一緒にやってくれる人がいたほうが心強い。