Pyua love ~そして真実~
そして、車を呼んだ坂上君に連れて来られたのは、GARDEN SQUARE Tokyoの2階のカフェだった。


店内はコーヒーの匂いが充満している。



高校生には似合わない店だった。



でも、坂上君は臆することなく店内を進んで、私に奥のソファを勧めると自分は椅子に座った。



その紳士な振る舞いに、胸がキュンとする。


いや、キュンとしてどうする!

そんなんじゃダメだ!

夢花に何で酷いことを言ったのか。

何で付きまとうのかを聞かなくちゃ!



私は、何を頼む?と聞かれて、慌ててを注文する。



情けない・・・。


それもそうだ。こんな大人なカフェには入った事なんかないんだから。
< 55 / 113 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop