Pyua love ~そして真実~
僕は、マークと手を握りあったあと、法皇様の元へと向かった。



この世界の現状を変える為に。



法皇様を味方にすると、そこからは、各国の王と謁見を繰り返した。




東京から戻ってきて、1年が経っていた。





「シモンド国の保有する魔法石の流通と、国王の退位を命じます。

 そして、シモンド国の次期国王は、トー」

「待って下さい!」




僕は、1年マークと過ごして決めた事がある。



この1年。

僕は、あの街を・・・東京を忘れることは無かった。




何よりも、彼女のことを忘れる事が出来なかった。



伝えられなかった思いは、どんどん膨らんでいる。


あの時、放課後の教室での彼女の姿・・・。

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