【完】もっとちょうだい。
ヤヨの手を引いて、
唇にキスをした。

いっぱい、何回も。

ヤヨは、ぱっと体を離した。

「……今日うち誰もいないけど」

「え、あ、うん」

「いい、ですか」

いいって、あの、アレ、だよね?


「は、はい……。おねがいします」

って何お願いしてるんだろ。


真っ赤な顔したあたしを、ヤヨは問答無用でベッドに押し倒す。


トロンとした目。
それがセクシーすぎて見てられない……!


「……んっ」

キス……ディープの方。
もう息だって、うまく吸えない。

いっぱいいっぱいで、ゆでだこみたいなあたしに
ヤヨは優しく触れる。


「可愛すぎ……すきだよ。芙祐」


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