【完】もっとちょうだい。
目が覚めた瞬間から
初詣に行く準備してるからね。
薄めの、ナチュラルメイク。
黒い髪、重たいから
ちょっとだけ巻くけど巻きすぎない。
約束の1時間前なのに、
もう準備万端。
そわそわしながら、
なんとなく、テレビつけたら
今日の天気は1日晴れ。
よかった、
仲直り日和。
そう思ったのに、
あたしのスマホが
ミモレ丈のフレアスカートの
ポケットで震えて
坂木弥生の文字をみて、
なんとなく、直感だけど
嫌な予感は、した。
そして、的中。
『ごめん!今日、行けなくなった。急用てか……明日あいてない?』
10秒くらい、固まってたかも。
「うん。わかった。仕方ないよね。明日にしよ」
『ごめん。ありがと』
「急用ってなに?」
『いや……その』
言葉を濁すヤヨ。
なんか、嫌の予感がバシバシと
あたしめがけてきたよ。
『あの……うん。こんなときに本当に悪いんだけど、』
その前おきに、
あたしの第六感
さえまくる。
どきどき、心臓が
嫌な風に波を打つ。
初詣に行く準備してるからね。
薄めの、ナチュラルメイク。
黒い髪、重たいから
ちょっとだけ巻くけど巻きすぎない。
約束の1時間前なのに、
もう準備万端。
そわそわしながら、
なんとなく、テレビつけたら
今日の天気は1日晴れ。
よかった、
仲直り日和。
そう思ったのに、
あたしのスマホが
ミモレ丈のフレアスカートの
ポケットで震えて
坂木弥生の文字をみて、
なんとなく、直感だけど
嫌な予感は、した。
そして、的中。
『ごめん!今日、行けなくなった。急用てか……明日あいてない?』
10秒くらい、固まってたかも。
「うん。わかった。仕方ないよね。明日にしよ」
『ごめん。ありがと』
「急用ってなに?」
『いや……その』
言葉を濁すヤヨ。
なんか、嫌の予感がバシバシと
あたしめがけてきたよ。
『あの……うん。こんなときに本当に悪いんだけど、』
その前おきに、
あたしの第六感
さえまくる。
どきどき、心臓が
嫌な風に波を打つ。