どんな君でも愛してる
成人式でも、彼に対して媚をうる人間が多かった。
瑠璃は、彼の存在自体、昔から嫌いで関わりたくなかったのだが、仲良くしていた友達が彼の友達を好きで、浩一主催の二次会に行くことになったのだ。
二次会に向かう途中、瑠璃はあろうことかエレベーターで浩一と二人きりになったのだ。会場は30階。1階に降りるまで、二人きりの状態に嫌だった。
「なぁ。」
「はっ?」
気が付いた時、抱き締められ、カットソーの下から彼の指が忍んで来たのを感じた。
「ちょっと!!」
「大人の恋愛って感じで、スリルでいいだろ?」
そう言われカットソーをめくられた時に、彼の手が一瞬止まったのだ。
事故の時に着いた傷痕に、彼が気がついのだ。
「事故の時の傷なの!」
「へぇー。お前に彼氏いないのおかしいと思ってたんどけど、成る程な……。おれ、傷痕、気にしないよ?背徳感でいっぱいになる感じ?それに、処女だろ?」
「あんたね!!」
「さすがに、こんな傷痕見せられないだろ?」
その言葉にカチンときた瑠璃は、浩一の頬を思いっきり叩いた所で、エレベーターが1階につき、開いたのだ。
瑠璃は、彼の存在自体、昔から嫌いで関わりたくなかったのだが、仲良くしていた友達が彼の友達を好きで、浩一主催の二次会に行くことになったのだ。
二次会に向かう途中、瑠璃はあろうことかエレベーターで浩一と二人きりになったのだ。会場は30階。1階に降りるまで、二人きりの状態に嫌だった。
「なぁ。」
「はっ?」
気が付いた時、抱き締められ、カットソーの下から彼の指が忍んで来たのを感じた。
「ちょっと!!」
「大人の恋愛って感じで、スリルでいいだろ?」
そう言われカットソーをめくられた時に、彼の手が一瞬止まったのだ。
事故の時に着いた傷痕に、彼が気がついのだ。
「事故の時の傷なの!」
「へぇー。お前に彼氏いないのおかしいと思ってたんどけど、成る程な……。おれ、傷痕、気にしないよ?背徳感でいっぱいになる感じ?それに、処女だろ?」
「あんたね!!」
「さすがに、こんな傷痕見せられないだろ?」
その言葉にカチンときた瑠璃は、浩一の頬を思いっきり叩いた所で、エレベーターが1階につき、開いたのだ。