黒い怪物くん




衝撃の光景を目の当たりにしてしまった俺はしばらくそこから動くことができず……。




涙が溢れて止まらなかった。



小鳥の事は俺が勝手に好きなだけで…決して俺の小鳥なわけではない。




今まで告白する勇気もなかったくせに…



小鳥はたまたまずっと彼氏がいなかっただけだ。




俺の頭の中は大混乱だった。




好きな奴と付き合えて良かったなって言ってやらないと…。




この決心がつくまでかなり時間が掛かった。




決心がついた時に言わないと、多分一生言えないような気がする。



俺は小鳥の家に向かった。
< 111 / 147 >

この作品をシェア

pagetop