黒い怪物くん



見てろよ…これからあいつの身長追い抜いてやる。


女子に人気があるというだけで話したこともないのに、俺は治樹に敵対心が沸いていた。


俺は盛り上がっている輪を抜けて、校舎に入った。


校舎に入ると紙に一年の教室への案内が書かれていた。


早く校舎に入ってしまったせいか案内係のような人もいない。


不親切だな!


俺は案内の紙通りに教室へ向かった。

< 35 / 147 >

この作品をシェア

pagetop