[BL] ずっと君の側に

千歳side お泊まり会!?

――そして、ある日――


教室でいつものように過ごしていると――。



「なぁ、千歳。
金曜の夜から日曜の朝まで空いてたりする」


「忙しいの日は終わったし、
三日間くらいなら空いてると思うけど」


「本当か!
じゃあさ、俺の家来てよ、千歳!

今、親が旅行行っちゃっていないんだ」





――金曜の夕方――


政晴からお泊まりの誘いがきて、その場で承諾した。


俺たちは、付き合っているけど、恋人らしいことはほとんどしてない。


キスだって、まだ数えられるくらいしかしてないし、デートらしいデートもあまり出来ていない。


それでも、何も言わない
政晴が淡白過ぎて、正直、限界


だから、二人でイチャつけたら良いよな。


そうこう、考えているうちに着いた。


チャイムを鳴らし、出てきたのは――。



「千歳、いらっしゃい」



満面の笑みの政晴だった。

こう言うところ、犬ぽくって好きだ。



「ねぇ、政兄、きたの!」


「うん」



中から、小学生くらいの女の子が出てきた。



「千歳、中に入って」



イチャつけそうに無いな。


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