[BL] ずっと君の側に
――お風呂へ――


「ふぅ、二人で入っても、全然余裕だな。
すげぇ、広い」


「うん」



政晴って、筋肉質だよな。
ちょっと、羨ましい。


政晴のお腹の辺りを触ってみた。



「えっ、どうしたの?」


「ぅん、何気に筋肉ついてるから」


「だって、千歳が細いとか言うから、何気に気にして……、少し体重増やして、鍛えたりもして――」



そういやぁ、いったっけそんなこと。



「俺のために、そこまでしたのか」


「千歳にもっと好きになって欲しいから」



はぁ、何だこの生物は、可愛すぎだろ!



「じゃあ、俺ら恋人同士な訳だし、そろそろキス以上のこと、しても良いんじゃないかと思うんだけど」



政晴の顔を伺うと、頭上に疑問符が浮かぶのが見えるほどの顔をしていた。



「キス以上……、何、するの?」



驚くくらい純粋に聞かれて、気がついた。

とても、純情なんだと――。


でも、そこが俺の加虐心に火をつけた。



「それは――」



政晴の右足を少し上げて、その奥にある

固く閉じた蕾に触れた。



「ここに――」



政晴の手を自分のぺニスに触れさせた。



「俺のを挿入れるんだ」


「そんなの無理」


「大丈夫だ、政晴なら、出来る」



とても不安そうだけど、どこか、期待した目をしている。



「本当に平気なの?」


「あぁ、解せば、直ぐに良くなる」


「千歳がしたいなら、俺もする」


「よし、政晴、いい子だな」



従順な犬にしてやる。



「じゃあ、先ずは、腹の中綺麗にしないとな」


「えっ、千歳何するの」


「大丈夫だ、俺に任せろ」



そのあと、政晴の中を綺麗にする手伝いをしてやった。


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