[BL] ずっと君の側に
――昼食――
ふわトロなオムライスの上に大きなハートマーク。
「美味しそう」
「政晴への愛のスパイスも入ってるからな
うまいと思うぞ」
愛のスパイス――。
たまに、不意打ちをくらう。
そして、お互い席についた。
「頂きます」
「召し上がれ」
オムライスを口にいれた瞬間
美味しさが口いっぱいに広がった。
「美味しい」
「そうか、それは良かった」
千歳が、オムライスとにらめっこしていた。
「千歳、食べないの?」
「いや、ちょっと思いだしたことがあって」
「思いだしたこと?」
「うん、妹と喧嘩して、その腹いせに、
オムライスに『700Kcal 』って書いたことあったな~って」
千歳には、妹が居るんだ。
確かに、面倒見いいしなぁ。
でも、腹いせは何か子供ぽい。
「女の子にカロリーを気にさせるって、可哀想じゃない?」
「あぁ、そのあと、思いっきり、肩パン、くらったんだよ。
手加減とか知らないから、すげぇ痛かった」
「フフッ、でも、千歳も悪いでしょ」
「まぁな、あいつはバカだから、一日寝たらだいたいの事は忘れてるし」
何気ない会話が出来るのも、幸せだからこそ何だよな。
ふわトロなオムライスの上に大きなハートマーク。
「美味しそう」
「政晴への愛のスパイスも入ってるからな
うまいと思うぞ」
愛のスパイス――。
たまに、不意打ちをくらう。
そして、お互い席についた。
「頂きます」
「召し上がれ」
オムライスを口にいれた瞬間
美味しさが口いっぱいに広がった。
「美味しい」
「そうか、それは良かった」
千歳が、オムライスとにらめっこしていた。
「千歳、食べないの?」
「いや、ちょっと思いだしたことがあって」
「思いだしたこと?」
「うん、妹と喧嘩して、その腹いせに、
オムライスに『700Kcal 』って書いたことあったな~って」
千歳には、妹が居るんだ。
確かに、面倒見いいしなぁ。
でも、腹いせは何か子供ぽい。
「女の子にカロリーを気にさせるって、可哀想じゃない?」
「あぁ、そのあと、思いっきり、肩パン、くらったんだよ。
手加減とか知らないから、すげぇ痛かった」
「フフッ、でも、千歳も悪いでしょ」
「まぁな、あいつはバカだから、一日寝たらだいたいの事は忘れてるし」
何気ない会話が出来るのも、幸せだからこそ何だよな。