[BL] ずっと君の側に
そんなある日
いつものように昼休みは、
千歳の手作り弁当を食べてた。
今日は、気分を変えようといった千歳に
連れられて、体育館裏のちょっとした階段に腰を掛けた。
「以外と日が当たって、気持ちいいな」
「政晴なら、気に入ると思って。
いい昼寝スペースだろ」
「うん、人もいないし、静かで良いところだ」
瞼がくっつきそうになる。
「政晴、眠いなら寝たらどうだ」
「そうする。
なぁ、千歳、膝枕して」
「えっ、なに言ってんだよ」
「良いじゃん、減るもんでもないし」
なかば強引に千歳の膝に頭を乗っけた。
「あぁ、ちょうどいい高さだ。
けど、硬いな」
「女じゃねぇんだから、当たり前だろ」
目を閉じると直ぐに眠気が襲ってきた。
よく寝たな、そろそろ起きるか。
でも、何か、口に暖かい感触があるような。
ゆっくりと目を開けると、
千歳の顔が間近にあった。
それだけで頭が真っ白になった。
俺は、千歳にキスされてるんだ。
と、分かってから直ぐに
千歳の唇は俺の唇から離れると
千歳と目があった。
その瞬間、千歳は自分の口を覆うようにおさえた。
俺は、起き上がり千歳の方を見た。
「ごめん」
そう言うと、立ち上がり、立ち去ろうとした千歳の手を慌てて、とった。
「あの、そ、その、ご、ごめん」
「ずるい……」
千歳の手を自分の方に引き寄せて、
頭を掴み、唇を重ねた。
キスをしたら、千歳は驚いた様子で
こちらを見ていた。
「俺だって、キス、するの、我慢してたのに――」
「えっ……、そっか。
俺は、政晴の事、好きでしたんだけど」
「好きとかは、正直分かんない。
でも、千歳とは、一緒にいたいし、キスも多分してみたいと思ってたから」
「多分って、何だよ」
ふにゃと笑う千歳に、今になってドキドキしている。
どうして、キスしたんだろう。
何か、顔から火が出そうだ。
「なぁ、政晴。
俺と付き合わねぇ」
「付き合うって、恋人同士ってこと」
「そうだ」
直感的に、恋人同士とかよく分かんない
けど、千歳とは一緒にいたい。
「俺で良いのか?」
「政晴じゃないと意味がないんだ」
「うん、俺でいいなら、宜しく」
はれて俺達は、恋人同士になった。
いつものように昼休みは、
千歳の手作り弁当を食べてた。
今日は、気分を変えようといった千歳に
連れられて、体育館裏のちょっとした階段に腰を掛けた。
「以外と日が当たって、気持ちいいな」
「政晴なら、気に入ると思って。
いい昼寝スペースだろ」
「うん、人もいないし、静かで良いところだ」
瞼がくっつきそうになる。
「政晴、眠いなら寝たらどうだ」
「そうする。
なぁ、千歳、膝枕して」
「えっ、なに言ってんだよ」
「良いじゃん、減るもんでもないし」
なかば強引に千歳の膝に頭を乗っけた。
「あぁ、ちょうどいい高さだ。
けど、硬いな」
「女じゃねぇんだから、当たり前だろ」
目を閉じると直ぐに眠気が襲ってきた。
よく寝たな、そろそろ起きるか。
でも、何か、口に暖かい感触があるような。
ゆっくりと目を開けると、
千歳の顔が間近にあった。
それだけで頭が真っ白になった。
俺は、千歳にキスされてるんだ。
と、分かってから直ぐに
千歳の唇は俺の唇から離れると
千歳と目があった。
その瞬間、千歳は自分の口を覆うようにおさえた。
俺は、起き上がり千歳の方を見た。
「ごめん」
そう言うと、立ち上がり、立ち去ろうとした千歳の手を慌てて、とった。
「あの、そ、その、ご、ごめん」
「ずるい……」
千歳の手を自分の方に引き寄せて、
頭を掴み、唇を重ねた。
キスをしたら、千歳は驚いた様子で
こちらを見ていた。
「俺だって、キス、するの、我慢してたのに――」
「えっ……、そっか。
俺は、政晴の事、好きでしたんだけど」
「好きとかは、正直分かんない。
でも、千歳とは、一緒にいたいし、キスも多分してみたいと思ってたから」
「多分って、何だよ」
ふにゃと笑う千歳に、今になってドキドキしている。
どうして、キスしたんだろう。
何か、顔から火が出そうだ。
「なぁ、政晴。
俺と付き合わねぇ」
「付き合うって、恋人同士ってこと」
「そうだ」
直感的に、恋人同士とかよく分かんない
けど、千歳とは一緒にいたい。
「俺で良いのか?」
「政晴じゃないと意味がないんだ」
「うん、俺でいいなら、宜しく」
はれて俺達は、恋人同士になった。