[BL] ずっと君の側に
シャワーを浴びた後



「政晴、あがったのか」


「うん」


「ここ座れよ」



千歳は座っているソファの隣をトントンした。



「うん」



千歳のとなりに座った。

ただ、それだけで、幸せな気持ちになる。


このまま、ずっと一緒に、隣にいたいなぁ。



「どうした、人の顔じっと見て」


「改めてさ、絶対に千歳のマネージャーになって、仕事でもプライベートも支えられる人になれたらいいなと思って」


「うん、政晴なら、必ずなれるよ」





根拠は何処にもない





けれど、





たった、その一言が





とっても嬉しかった。






この先、どうなるかは、分からないけれど、




このまま、いい関係が続くといいな。




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