最初で最後のプロポーズ
Nest of love
あれからアタシは彪雅のアパートを

出入りするようになって

1ヶ月もしないで一緒に住み始めた。






「付き合おう」




って言葉は無かったものの


毎日、弁当を作って彪雅を起こして


送り出して洗濯とか掃除したり


彪雅が帰って来たら一緒にご飯たべて


一緒にお風呂はいって

頭洗ってもらったりして

寝る時は横向きで寝るアタシを

彪雅が後ろからギュッって抱きしめて

朝までくっついて寝たりして…




幸せだった。




怖いくらい幸せだった。






いつかこの生活にピリオドが打たれる

んじゃないかって…




怖くてたまらなかった……
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