最初で最後のプロポーズ
邪魔者






その日、彪雅は友達の飲みに出てた。




「ねぇ今から“AHR”来なよ〜彼氏も一緒に。話あるからさ。」






彪雅と会う前に働いてたキャバの客からだった。




“AHR”はスナックでアタシもたまに和也達と行ったりしてた。





「え?…なんで…コイツが彪雅の事なんて知るはずないのに…」




アタシはとりあえず

この文をスクショして彪雅に送った。




すぐに返信が来た





「大丈夫。俺が行ってくる。 ごめんな…」





…ごめん…って??え…?…何が?






何か嫌な予感がして

アタシは“AHR”へと向かった。




店の近くまで来た時

聞き慣れたような声…

でも何か凄く怒ってて

2人の男の怒鳴り声が響いてた




走って店に向かうと

店の入り口の所で彪雅とその客が

喧嘩してた。




アタシは彪雅を止めに入った









その時、店の扉が開いて

1人の品のない女が煙草をくわえながら

出て来た……



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