I DON’T LIKE YOU~教師なんて信じない!~
本文
お前校長のはなしきいてた??                    


聞くわけネーな。

と続くメール。
相変わらずうっざいなぁ--#

                                       
何勝手に決めつけてんの??                     
人権侵害だし                               

そう、なんの絵文字も入れずに返信する。



「先生の前でよくそんなこと出来ますね」

ふと目線を上げると、あきれ顔の神谷先生。
私は軽く睨んで

「まだ居たんですか??ヒマですね???」
と精一杯の皮肉を言う。

「沙羅さんは私が嫌いですか??」

「分かってるなら喋りかけないでもらえますか??」

これ以上はなす事は無駄と、神谷先生から目を離す。


ピーーーイピーーーーイピーーーーーーーー


                                        
ゴメンって、話しッつーのは、前の模試で、満点者がでたって、校長
が言うからさ、おまえかなーーーなんて思ってさ            

相変わらず変なヤツ。
私が満点者だったとしても、息吹には関係ないんだからほっとけばいいのに。

「片山くんからですか?」

まだ居たのかコイツ
そう思って顔を上げた瞬間、

『すいません。ボクが嫌いなんでしたね。』 


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