この恋が罪だとしても
Episode7: *ティアーズ*
【梓side】
翌日、学校へやってくると、自分の机に違和感を覚えた。
あれ、私の机に、落書きが無い……。
前から、私の机には『犯罪者』『死ね』の落書きがあったのに、それが綺麗に消えてるのだ。
「お、おはよう……雨音さん」
「……え?」
しかも、クラスメイトがぎこちないけれど、私に挨拶をしてくる。
それに戸惑って、私は挨拶を返せなかった。
なにが、どうなってるんだろう……。
戸惑いながら席につくと、隣の席の泉くんが私の方を向いた。
「はよ、雨音」
「っ……え、と……」
泉くんは、優しく私に微笑みかけてくれる。
なんで、泉くんもみんなも、私を普通に扱うんだろう。
突然、見知らぬ世界に来てしまったみたいで、怖くなった。
翌日、学校へやってくると、自分の机に違和感を覚えた。
あれ、私の机に、落書きが無い……。
前から、私の机には『犯罪者』『死ね』の落書きがあったのに、それが綺麗に消えてるのだ。
「お、おはよう……雨音さん」
「……え?」
しかも、クラスメイトがぎこちないけれど、私に挨拶をしてくる。
それに戸惑って、私は挨拶を返せなかった。
なにが、どうなってるんだろう……。
戸惑いながら席につくと、隣の席の泉くんが私の方を向いた。
「はよ、雨音」
「っ……え、と……」
泉くんは、優しく私に微笑みかけてくれる。
なんで、泉くんもみんなも、私を普通に扱うんだろう。
突然、見知らぬ世界に来てしまったみたいで、怖くなった。