ずっと、君が
港について
あたしとだいは
影で背比べをした。



当然あたしが負けだったんだけど




だいの胸筋がかたくて
あたしがずっと

「かたいすごい」

って 言っていたら

あたしが押し切れない力で
だいが迫ってきた



あたしは負けたくなくて
懸命に押してたけど
勝てるはずがなくて
















あたしはだいの胸におさまった。












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