ずっと、君が

だいの温度が伝わって
あたしの心臓の音まで
伝わっていっちゃいそうで





だいは力強くあたしを
抱き締めてくれた。






嬉しくて、あったかくて




あたしもだいの背中に
手をまわした。










「心臓、早いよ」


って いじわるそうに
だいに言われた時は
恥ずかしすぎて
だいの胸に顔をうずめた。


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