ずっと、君が

駐車場の隅に座って
だいが小さくため息をついた。



先にくちを開いたのは
だいのほうだった。



「びっくりしたあー・・・」


あたしは無言だった。




「今から行くねなんてメールきてさ、
そのあと珍しくまいから
返事こなかったから
ミスメールかと思ったよ」




だいは苦笑いしながら
いつもと変わらない
優しい声と優しいトーンで
あたしに話をした。



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