ずっと、君が
ひろ・ゆう・だい・まい


あたしたちは海に向かった。

時刻は9月8日の
0時30分くらいだったと思う。




ゆうがあたしを元気付けるために
車内にあった大きなぬいぐるみを
あたしに渡してきた。





あたしはそれを抱き抱えて
涙が止まらなくなった。



だいはそんなあたしに
ミラー越しで気付き
ゆうはあたしの頭を
撫でていてくれた。
< 209 / 369 >

この作品をシェア

pagetop