ずっと、君が
まい
「ばいばい・・・するの?」
だいはより一層強く
あたしの手を握って言った。
だい
「まいは優しすぎるよ」
まい
「そんなことない。
ねえ無理だよ
悪いけどあきらめられないよ」
だい
「あの日・・・8月3日に会った日
本当は、別れようって
言うつもりだった」
まい
「・・・」
だい
「でも言えなかった。」
あたしは、涙が止まらなかった。
こらえてもこらえても
涙は止まってくれなかった。