ずっと、君が
まい
「ねえ、だい」

だい
「ん?」

まい
「嫌な気持ちにさせたらごめんね?」

だい
「なに?」

まい
「あれから半年経ったけど・・・
繰り返して、ないよね?」


だいは少し笑って
あたしの顔を見ながら言った。



だい
「そんなこと気にしてたの?」

まい
「や、だって・・・
12月逢えなかったし・・・」

だい
「ないっちゃないよ(笑)」

まい
「じゃあ、あるっちゃあるの?」

だい
「や、それは言葉のアヤだよね(笑)
ないよ、いま仕事一筋!!」

まい
「あー・・・(笑)」

だい
「見てーこの手ー(笑)」




だいは手のひらを
あたしに見せてきた。

その手は、
マメがいっぱいできていた。





まい
「なにこれー!!」

だい
「仕事でねーマメいっぱい
できちゃったー(笑)」

まい
「仕事大変?」

だい
「うん、でも楽しいよ(笑)
やっぱ忙しいから、
まいの相手もできてないじゃん?」

まい
「あー・・・」


あたしは、苦笑いした。




だい
「ごめんね」

まい
「一緒にがんばるって約束(笑)
大丈夫。」









あたしたちはしばらく
その場で2人で話し込んでいた。











あたしとだいの間には
暖かい空気が流れていた。
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