ずっと、君が
だい
「・・・まい、何か飲んで」




あたしは泣きすぎて
まともに話せる状況じゃなかった。









まい
「・・・ずるいよ・・・

だいいっつもそうだよ・・・
1人で勝手に決めて
勝手にまいのこと放置して
勝手にじぶんで抱えて
なのにタイミングよく
優しくしてきて・・・ずるいよ・・・
だいいっつもそうだよ・・・!!」

だい
「・・・ごめんね」

まい
「いまここで別れたらっ・・・
1年半のまいが
むだになっちゃうよっ・・・!!」

だい
「それはちがう!!」

まい
「だってだいずるいよ・・・!!」

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