ヤンデレラの詩
涙味
あの人とのキスは


いっつも


涙味…




初めてのキスは、


嬉し涙味


あなたと付き合えて嬉しくて嬉し泣きをした最初のキス


大好き涙味


あなたと初めて喧嘩した。
ささいな嫉妬だった。
あなたと喋れない数日間は、この世に私がいないみたいだった

仲直りをした時、私は、子供みたいに大泣きをして、これからもずっと大好きだよって思いを込めて

大好き涙味



そして


今が最後のキス


涙がおさまらない


喋ると


なんで、私をおいて神様のもとに召されるの?


これからも一緒じゃん。って言ったじゃん…


そんな、子供じみた事しかでなくて…


帰って来ないっていうのも分かっているのに


子供みたいにあなたの冷たい体を抱きしめながらワンワン泣いた


そして


冷たくなったあなたの唇に


最後のキス


最後のキスは


あなたを忘れない涙味


私…


ちゃんと、結婚するから


あなたよりも、いい人探して…


だから


来世では、


私とまた出会って、結婚して下さい。




大好きだよ



ずっとずっとずーっと


大好きだよ
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