好きになってもいいですか?
ほどなく、課長の車らしき黒の外車の窓があき

「美結」

突然声かけられ驚く私に課長は優しく微笑んだ、あわてて車に乗り

「この車、課長の」

「そうだよ、美結は初めてだよな?」

頷いていたら「こうやって外会いは初めてだよな?」って

「美結から初めて電話もらったから、なにもかも放り出して来た、それくらい嬉しかった、休日は用があるからって会わないって言ってたから」


助手席に座るとスカートがよりいっそう短くなるのどきどきして課長を見たら何食わぬ顔まったく気にはしてない様子、何か一言あるのかと待ってたのに落胆した

「どこに行くんですか?」

「夜の水族館ってどうかな?」

「素敵です」

そういうと車を走らした


気がつくと課長の左指の指輪はなかった。

夜の水族館ってまるで水中にいるような感覚

課長とてを繋いだのに課長ったら「やっぱりこっちだ」って腰に手を回した。

あまりの近さにどきどきが伝わるのか。
課長は、満足げにしてた。

「恥ずかしいです」

通りすぎるカップルも私たちをチラチラ見ながら通りすぎた

「可愛い美結を見せびらかしたいから、助手席に乗った時思った、スカートが短くなって動揺しすぎて言えなかった、単なるエロオヤジだと思われたくないからな」

「俺の頭ん中美結でいっぱいなんだ」課長が冗談ぽく笑った
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