犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
「えっちょっ」



16歳、男の人に手を握られた経験もない私、焦る。



「シバ。まだ話し終わってない。我慢して」



もう1人の男の人に注意されると、まるで子犬のように落ち込むシバと呼ばれる男。



耳が見える…!



「じゃあ美羽のこと、よろしくお願いします」



何やら2人で、ちゃっちゃと話しを進めてしまったママは、そそくさと去ろうとしていた。



いや待って。



「ママママ」



そんなママの手を引き、イケメン2人に背を向けて最後の質問。
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