犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
「ねぇママ、もっかい聞くけど、私ほんとにここに住むの…?」



私の小声に耳を寄せたママは、眉を上げると言う。



「そうよ2年はね。それともパリ来る?」



「2年!?いや2年!?初耳じゃん!私卒業間近じゃん!」



1人頭を抱えてしゃがみ込んでいると、急に誰かに手を引っ張られた。



「よし!話しは終わったね!案内するからこっち来て!」



予想はしてたけどやっぱりシバ!



「あ、あのっちょ…っ」
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