犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
玉城さんが溜め息をついてシバくんを睨む。
「うっ」
シバくん、完敗。
「狙うとかそういうの、意識してんのお前だけだよ」
「むかつくー!」
そんないつもの2人のやりとりに、私は苦笑いを零しながらグラタンを口に運んだ。
温かく柔らかい味が、口いっぱいに広がって。
「おいひ」
ボソリと、呟いた声は湯気と共に浮かんで、宙に舞った。
「うっ」
シバくん、完敗。
「狙うとかそういうの、意識してんのお前だけだよ」
「むかつくー!」
そんないつもの2人のやりとりに、私は苦笑いを零しながらグラタンを口に運んだ。
温かく柔らかい味が、口いっぱいに広がって。
「おいひ」
ボソリと、呟いた声は湯気と共に浮かんで、宙に舞った。